LEPRE CHAUN







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  白髭を生やした老人姿の小人です。踊り好きな妖精たちがすり減

 らした靴を直してくれる、靴職人の妖精でもあります。けれど性格

 は偏屈で、靴を片方しか直さないともいいます。小金を貯め込んで

 いて、地下に宝の壺を99個も隠し持っています。もしレプラコーン

 を捕まえて、宝物のありかを白状させれば、お金持ちになれるそう

 です。そのためアイルランドの人たちは、レプラコーンの人形をお

 守りとして飾っており、その風習は日本の大黒様のようでもありま

 す。

  19Cウィリアム・アリンガムの歌の歌詞にはこの妖精の特徴が

 よく描かれています。

    しわでしなびた髭面エルフ とんがり鼻に眼鏡をのせて

    銀のバックル靴につけ 革のエプロン膝に靴

    リップ タップ チップ タップ ティック タック ツー

    背丈は人の指くらい 奴を見つけてしっかりつかめ

    そうすりゃなれる金持ちに!


  ところで、小淵沢にいましたよ!レプラコーンのような靴職人さ

 さんが。とはいいましても、髭面でも偏屈な小人でもありません。

 まるるくつ工房の O夫人という、素晴らしい腕の持ち主です。ここ

 で作られる子供靴はまるで妖精の靴のよう。その評判はこち ら。

 靴という工芸品は、実用性が重視されるからこそ、そこからにじみ

 出る芸術性に心が惹かれます。ロシア民話などには靴職人が特別な

 存在として登場しますが、靴の持つ独特な魅力を人々が昔から感じ

 ていたことがわかります。

  私の子供の頃、友人の家が靴屋さんでした。店の奥にいる職人さ

 んの醸し出す穏やかな雰囲気を思い出します。レプラコーンは身近

 に感じることのできる存在なのかもしれません。

こ のHPの文章と画像の著作権は総て製作者に帰属します。 Jiro Ota

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