作品展レポート その4  




   戻 る

































































































































































 








































































































   戻 る

  「お~い、モリさ ん!こっちですよ~!」

  僕 を呼ぶのはだれかしら?あの丘の上から聴こえてくるようです。登ってみましょう!

   

                    1     2

  

  「こんにちは!ピ クシーです。わたくしの頭越しをご覧ください。切り株に動物たちが集まっているのが見えるで

 しょう。その奥の“響きの泉”があなたの向か うべき場所です。良い旅を!」



             3   4



  ピクシーさんのおっしゃる通り、遥か先にある切株に動物達が集まっているのが見えますよ!すっかりのんびりと

 した気分に浸っていましたが、僕の本当に向かうべき場所が見つかりました。さあ再び旅にでかけましょう!



                        5
 

  恐ろしい“わめきの谷”を抜けてたどりついたその先に待っていたのは!


               6     9


  「よくここまで来られましたね。私はイング ランドで最古の妖精といわれるポーチュンです。今夜は妖精たちの

 宴の晩です。月夜に遊ぶ彼らの集まりに参加し てみてはいかがですか?」


 

  どんな冒険活劇が待っているかと思いきや、拍子抜けするほどあっさりとしたお出迎えありがとうございます。

 “響きの泉”への森のトンネルを抜けるとそこは・・・


                8    7

 

  もう夜でした。月の光の中で美しいホワイトレディーが踊っています。


 
                           9


  清らかな水が湧き出る泉の周りに、水の精霊たちが揺らめいています。は~もう僕はうっとりとして、夜の泉で

 泳いでしまいます。

  いつのまにか妖精たちの宴会に紛れ込み、飲めや歌えやお祭り気分です。



              15   10


  「今宵の宴はいか がでしたか?グリーンレディーの靴をお探しなら、後ろの洋服ダンスの中を覗いてみてくださ

 い。あなたの旅はそこで終わりです。妖精たち にいたずらされないよう、気を付けてお帰りください。ありがとう

 ございました。」

  え? 後ろですか?振り返って見ると洞窟があります!中からトントンと音が聴こえてきます。ごめんくださ~い!



                  11    12



  「誰だい?わしは 靴作りの妖精レプラコーンだ。え?グリーンレディーの靴ならわしが今直しているところさ。

 黙って持って来てすまなかったなあ。よろしく 伝えておくれ。」

  な ~んだ。靴職人のレプラコーンさんが親切心で靴を直していたんですね。だったら声をかけてから持って来れば

 いいのに。親切なんだか偏屈なんだか分からないお方ですね。

  でもお蔭で探し続けた靴をやっと見つけることができました!やった~!さっそくグリーンレディーさんにお届け

 しましょう。

                          13


  グリーンレディーさんの喜んでくださったこと!ホッとしました。

  あ!あそこにいるのは僕の仲間たちではありませんか?



               13    14



  「お~!モリじゃ ないか。無事にもどったのか、よかったよかった。」

  み んな会いたかったよ~。


  こうして僕の長い旅は終わりました。仲間との落ち着いた日々の中で、ふいにあの旅の思い出がよみがえる事が

 あります。僕はもう一度あの“ささやきの森”の妖精たちに会いたくて、同じ道をたどってみました。でもそこには

 がらんとした屋根裏部屋があるばかり。

  あれは夢か幻か・・・。



                           14



                                                 おわり

                            このHPの画像と文章の著作権は総て製作者に帰属します。  Naoko Ota


inserted by FC2 system