よきお隣りさんの狂宴 対談編

 



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      (お 知らせ)

  現在、版画絵本「よきお隣りさん」が毎日新 聞のニュースサイト「一冊と出 会うよろこび~地方・小出版」 の

  特集記事に掲載されています。

  また11月8日まで、八 重洲ブックセンター4階の地方・小出版のコーナーに置かれているそうです。

  お近くへお寄りの際は、場馴れしていない「よ きお隣りさん」たちを励ましてやってください。

  

  こんには!ピクシーです。清春 旅と空想の美術館で開催させていただいた「よきお隣りさんの狂宴」もとうとう

 最終日を迎えました。80日にも及ぶ長期間でしたが、あっという間のような、とっても長かったような・・・。お越

 し下さった方々、本当にありがとうございました!

  会期中にお客様にお配りしていた「よきお隣りさんクイズ」も大好評。マニアックな問題だけれど、版画と説明書き

 をしっかり観ていくと必ず答えが見つかるというクイズと、「あなたのご存知の土地の伝説や民話、不思議な話をご 

 記入ください」という欄にも、店主が喜ぶ沢山のご記入がありました。解答用紙の中から抽選で、記念品を送らせてい

 ただきます。一例として、版画工房フェンリルオリジナルのミニブックネックレスや、非売品のオリジナル日本手ぬぐ

 ぐい等です。当選者の発表は景品の発送をもってかえさせていただきます。我こそは当選確実との野望をお持ちの方は

 しばしお待ちくださいませ。


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  そして10月18日に行なわれましたギャラリーイベント「対談 ハロウィンのカボチャ、冬至のかぼちゃ」も無事

 に終了しました。美術館館長の清水純子さんは社会人類学がご専門で、世界40か国を巡るという凄いご経験をお持

 ちです。そのお話をじっくり伺ってみたいなあ、という素朴な着想から始まった対談企画ではありますが、その言いだ

 しっぺはわたくしピクシーでありました。初めは館長さんも店主もそれは面白そうだとノリノリだったのですが、いざ

 準備に入ってみると実際に人前で対談をするプレッシャーがぐっとのしかかって来た模様です。わたくしは小さ~く

 なって、写真パネル作りに精を出しますよ。

 さて当日。地味な企画にも関わらず、沢山のお客様がいらしてくださいました。


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  対談の内容はハロウィンも冬至もかぼちゃが共通するけど、これって偶然なのかしら?という疑問を出発点にして、

 世界の風習にお詳しい館長さんと、地元の伝説を秘かに調べている店主とが、ヨーロッパと日本の文化の不思議な共通

 点を探っていくという内容です。最初は緊張でモジモジしていても、本当は好きな事を話し出すと止まらない二人。

 話があっちにもこっちにも飛びながらも、白熱した対談が繰り広げられます。


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  対談の中には館長さんが収集されている、世界の貴重な民芸品のお話しも。

 
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  版画になっている精霊たちの説明や、店主が那須塩原で調査してきた郷土資料なども絡めていきます。


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  この事態をどう収拾するのかと、見ているこちらが冷や冷やしてしまうほど話が盛り上がってしまいましたが、最後

 には館長さんの素晴らしいまとめによって見事にフィニッシュ!しめて1時間50分。予定を20分も越えてしまい、

 お客様をうんざりさせてしまったのではないかと心配しましたが、「もっと色々と話を聴きたいくらい!」とのありが

 たい感想をいただいて、ほっといたしました。会場にいらしてくださったぺこり庵さんが、素敵な感想をブログに掲載

 してくださっています。                              →ぺこり庵      

  そして館長さんがtwitterでハロウィンの歴史をわかりやすくご説明されています。(10月26日掲載分)

                                       →清春旅と空想の美術館

  終わった後の館長さんと店主の感想は「何を話したのか覚えていない、全然話し足りなかったのではないか」という

 ものでした。いえいえ、その心配は全くございませんよ!実はせっかく対談するのなら、録音しておいて文字に起こし

 たら面白いのではないか、などとわたくしピクシーがまたまた余計な提案をしてしまいまして。後日テープ起こしを

 始めてみたものの、提案を後悔するほどの膨大な情報量であります!トホホ・・・。

  なんとかかんとか文字にして、あらためて読み返してみると、これが面白いのです。耳で聴いている時には気づかな

 かったことも見えてきて、思いの外深い所まで話が及んでいたようです。こうなったら印刷して小冊子にしましょうか

 と、三度目の失言。あ~、せっかく作品展が終わってほっと一息のところなのに、またまた自ら仕事を増やしてしまい

 ました。でも面白いのだから仕方ありません。ワクワクすることは止められませんね!この対談の小冊子が日の目を見

 る日が来るや否や?どうなりますか、お楽しみに!

  三か月間にわたりお客様のお出迎えをしてきたタラスクも、無事に工房の玄関先にお引越し。お疲れ様でした!

 そしてこの貴重な機会を与えて下さった、館長の清水純子様。本当にありがとうございました!

 

                    
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