鷲の羽 音島巡礼記 その2 |
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こんにちは!ピクシーです。2019年明けましておめでとうございます! お蔭様で去年の12月、東京での作品展は無事終了しましたので、そのご報告をいたしましょう。 場所は神楽坂のアートスペースK1。この都会的な素敵な空間に、取り出しましたのは・・・藁?店主は何を思った のか自分で育てたお米の藁を、あちらこちらからぶら下げ始めました。もう、版画を展示する作業をそっちのけにして 不思議な作業にいそしんでおります。 今回のテーマは「巡礼」です。鷲の羽音島にある七つの巡礼地を巡るような感じで、版画を展示していきます。その 異空間を作る為に、藁などの自然物が雰囲気を作るのに役立つのだとか。それ以外にも不思議なオブジェたちが続々と 配置されていきます。
おや?これはいったい何でしょうか?聖遺物に見立てた怪しい物体があちらにもこちらにも・・・。
そして12月15日にはイベントも開催されました。古楽器奏者の杉本周介さんとソプラノの原謡子さんをお招き しての東京初イベント!果たして人は集まるのか・・・という懸念をよそに、会場ギリギリの満員御礼となりました。
お二人は16世紀の「リチェルカーレ」という音楽を中心に、妖精にまつわる曲や、楽しいお話を聴かせてください ました。店主は巡礼地にまつわる伝説の朗読や、神楽坂周辺の伝説についてお話させて頂きました。
自家製野菜を使った手作りお菓子とお茶の休憩を挟み、2時間弱の長丁場になりましたが、お客様の和やかで温かい 雰囲気に助けられ、無事に終了することができました。イベント後も興奮冷めやらぬという感じで、会場のあちらでも こちらでも会話の輪ができたり、じっくり版画を鑑賞し直す方もいらしたりと、盛況のうちに幕を閉じました。
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