物語朗読「八つ頭の牛」 

   


   



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  こんにちは!ピクシーです。今日は縄文人展の搬入の日です。

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  出展者の方々がそれぞれ作品を運び込んでいらっしゃいますよ。



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  ええっと、うちの工房の展示場所は・・・。あったあった。とても締切には間に合わないのではないかと危ぶまれ

 ましたが、無事に三点を飾ることができました。ほっと一息ですねえ。

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  そしていよいよ物語朗読「八つ頭の牛」の発表の日が近づいております。この企画についてご説明させていただき

 ましょう。会場である北杜市考古資料館は八ヶ岳南麓で出土した、数々の縄文時代の出土品が展示されています。

 その中でも特に有名なのが中空土偶といわれるものです。



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  まったくもって個性的なお顔をなさっておいでですね。このたくさんある穴にはどんな意味があるのでしょうか?

 そしてもう一つ印象的なのが神津島産の黒曜石です。



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  神津島というと伊豆七島の一つですよね。縄文時代の物流は広範囲に及んでいた、という話は聞いたことがありま

 すが、やはり海の物が山にあるというだけで不思議な気がします。この二つの出土品を物語に織り込んで書かれた

 のが「八つ頭の牛」という縄文時代のお話しです。作者は何を隠そう工房店主の太田二郎です!

  そして今回の企画の面白いところは、普段は二階の常設展示室に飾られているこの二つの出土品が、一回の特別展

 会場に並べられるということです。21世紀の作家たちの作品と混じって縄文時代のものが並ぶなんてワクワクしま

 すね。



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  物語を朗読してくださる伊藤やよいさんの立ち位置は、八ヶ岳の見える大きな窓の前です。そこで八つの頭を持つ

 山の物語が語られるわけです。またワクワクしますねえ。

  しかし!ワクワクしてばかりもいられません。店主が書いた第一稿はあまりにも長くて、朗読には不向きでした。

 実際に伝説として残されているお話をモチーフにしているので、説明しておきたいことがたくさんあるわけです。

 それを泣く泣く削りに削って短くしたのですが、文字情報のない朗読には独特のテクニックがあり、何度も書き直し

 が続きました。初めての分野で戸惑うこともありましたが、なんとか内容の充実度と聴きやすさのバランスが見つか

 りました。さあ、これに宇々地さんが音をつけてくださると、いったいどんなドラマが展開するのでしょうか!

 これはもうワクワクを通り越してハラハラしますが、縄文を感じる瞬間が作り出せますかどうか?

  どうぞお楽しみに!


     ギャラリー トーク&物語朗読

     8月9日(土)14:00~15:30

      ①ギャラリートーク 

      ②物語朗読「八つ頭の牛」  朗読: 伊藤やよい 音楽:宇々地 作:太田二郎

 

 


 

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