本と精霊たち

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  こんにちは!ピクシーです。今日は、本好きの集まる場所に出没する精霊たちについてお伝えします。

 工房店主は大の本好きです。特に古本屋巡りが何よりもの楽しみでしたが、富士見町に引っ越してきてからの唯一の

 不満が、家の近所に古本屋が一軒もないということだったのです。ところが!なんと月に一回、お蔵「市籠」さんで

 古本市が開催されるようになったのです。それを知ってからというもの、一度も欠かさず通いつめて参りました。

 そしてこの度、「太田二郎セレクション」の古本市が開催されました。


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  市籠さん所蔵の膨大な古本の中から、店主お勧めの本を選んで皆さんにお勧めするという、夢のような企画です!

 もう店主は本選びが楽しくって楽しくって、あっという間に50冊にも及ぶ本をセレクトしました。しかし、自分が 

 どうしても欲しいと思った本には、自分が先に買い取るためにちゃっかり「売約済み」の紙を貼る職権乱用をしたり

 して。新刊と違って同じ本にそうそう出遭えないところが、また古本の魅力なんですよね。知られざる名本にポップ

 を書いてご紹介したり、珍本にはそれ相応の値をつけたりと、憧れの古本屋さんになった気分を満喫しました。


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  そして、工房の絵本や冊子類も販売し、版画も数点飾らせて頂きました。和風の家具ともなかなか合いますね。
 
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  そしてもう一つ、「民家図書館 高森文庫」さんでの展示もありました。知人が別宅を図書室として解放してくださ

 ることになったのです。


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  懐かしい雰囲気の座敷を、モダンにアレンジしたセンスが光ります。ここに、ご家族が長年かけて集められた蔵書を

 展示し、いらした方が自由に本を読んだり、子供に読み聴かせしたりすることができる、寛ぎの空間なのです。

 ここで心躍る本たちとのコラボレーション展示です。


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  まずは、諏訪の立体伝説地図の登場です。諏訪に残る伝説にそっくりな世界の伝説をご紹介します。そして、それら

 の伝説に登場する妖精の版画を、図書室の中にさりげなく展示し、その妖精に関係するフェンリル通信も壁面展示しま

 した。そして、図書室のオーナーが蔵書の中からその妖精を連想させる本を選んでくださり、それも合わせて楽しんで

 もらうという趣向。この世界に入っていくきっかけになりそうな、簡単なクイズもご用意しました。今のところ水曜日

 の午後のみの開庫となっておりますが、5月いっぱいは展示されますので、ゆっくりと本と戯れたい方は、是非いらし

 てください。

  紙の本は珍重されないご時世ではありますが、やはり本好きは沢山いらっしゃるのですね!市籠さんでも高森文庫

 さんでも、皆さんと本にまつわるお話ができることが、なによりも贅沢な時間でした。 

                  



 
                     
 
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