働く精霊たち その1

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  こんにちは!ピクシーです。

 今日は色々な場所で頑張っている、我々精霊の仲間たちをご紹介します!

 やって参りましたのは、富士見高原ペンションヴィレッジにある「エバーグリーン」 さんです。


   
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  素敵な玄関ホールに飾られているのは、なんと「グリーンレディー」ではありませんか!


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  「エバーグリーン」さんに「グリーンレディー」なんて出来すぎのようですが、雰囲気にとってもよく似合って

 いますね。こちらでは、奥様によるボデイーケアやカウンセリングを受けることができます。そのカウンセリング

 ルームを覗いてみましょう。



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  なるほど、なるほど。こちらには「水羽」を飾っていただいたのですか!青い水の精霊が、部屋の空気を静かで

 落ち着いたものにしてくれるといいですね。

  そして、玄関には版画工房フェンリル通信やその他のお知らせなども、置いていただいております。



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  こちらのペンションでは若いご夫婦が丁寧に作る、やさし~くおいし~いお食事がいただけます。ご主人はソム

 リエの資格もお持ちで、日本酒やワインなど他では味わえない珍しいものを楽しむことができるのです。



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  こんなに素敵なペンションならぜひ自分も勤めたいと、うちの工房の精霊たちが我も我もと立候補しております。

 しかし、このエレガントな雰囲気に合わない御仁も多いのが実情。やはり「グリーンレディー」と「水羽」がここ

 でのお勤めにはぴったりですよね。

  さて、お次は富士見駅前商店街にある36(さんろく)で行われるコンサートにやってまいりました。この36は

 昭和レトロな建物を利用して、様々なイベントが行われている不思議な空間です。今回のコンサートは「中世の香り

 を奏でる旅」と題して、「古の歌い手」原謡子さんの素晴らしい歌声と、珍しい古楽器が奏でる中世の音楽。そして

 「香りの案内人」上原寿香さんによる本物の香りの世界があいまって、私達を中世へといざないます。素敵なコン

 サートの様子Camino Naturalさ んのブログをご覧ください。


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  あれ?逆光で良く見えませんが、左の椅子の上にあるのは「泉」ではありませんか?



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  実は中世の音楽を紐解いていくと、あちこちに妖精が気配が感じられます。きっと中世の人々には妖精は本当に

 身近な存在だったのでしょう。そして同じく中世の香りを調べていくと、薬草の不思議な効能と目に見えない妖精

 の存在は、切っても切れない関係としてとらえられていました。

  そこで、コンサートに妖精の版画を飾らせて欲しいとのご要望があり、色々な精霊や妖精が集まっている「泉」を

 コンサート会場に飾らせていただいたのでした。

  実は店主は大の古楽好き。このコンサートの内容だけでも身もだえするほど喜んでいましたのに、そこに自分の

 作品を飾らせていただけることになり興奮の面もちです。ワクワクして訪れた会場で手渡されたパンフレットを

 見てさらに大興奮しました。



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  パンフレットには「special thanks to 版画工房フェンリル太田二郎」と書いてあるではありませんか!

 さらにコンサートの中で「妖精の専門家」としてご紹介いただいて、もう恥ずかしいやら恐縮するやらでした。

  しかし、こうして精霊を描き続けてきたご縁で、様々な分野の方とのご縁がつながっていくなんて、本当に不思議

 で有難いことですね。これからも「働く精霊たち」と題して様々な職場に置かれた精霊たちをご紹介していきます。

   精霊たちは自分が気に入った場所へしか行こうとしないものですから、きっと彼らのいる場所は素敵な所に違い

 ありませんよ。

   

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