縄文朗読レポート

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  こんにちは!ピクシーです。

  今日は2014年11月25日に行なわれた、縄文朗読「八つ頭の牛」についてレポートいたします!

  お蔭様で富士見町のcaf小舟さんで開催しております、太田二郎版画作品展「精霊たちとお茶を」も佳境を

 迎え、いよいよギャラリーイベントの日となりました。



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  当日は朝からあいにくの雨。そんな足元の悪い中、なんと18人ものお客様がいらしてくださいました。暖かい

 ストーブとお客様の熱気で窓ガラスが真っ白になって、お店の中は不思議な一体感で包まれました。

  さあ、イベント開始です。まずは店主がご挨拶。お客様があまりに近すぎて、心拍数が急上昇!でも皆様の温かい

 雰囲気に包まれて、次第に調子が上がって来た模様であります!



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  本日朗読していただく作品は、今年の八月に北杜市考古資料館で「21世紀の縄文人展」ギャラリーイベントとして

 上演されたものですが、一度で終わらすのはもったいない!とのお声を頂戴しまして、再演する機会を探しておりま

 した。今回caf小舟さんのご好意で場所をお借りすることが出来、朗読の伊藤やよいさんと音楽の宇々地さんが

 出演を快諾してくださったお蔭で、再演が実現したというわけです。



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  この「八つ頭の牛」という物語は北杜市考古資料館の目玉、中空土偶がモチーフになっております。この土偶は

 “ちゅーた君”の愛称で親しまれる、とっても有名なものなのですが、何に使われたものなのかは解明されておりま

 せん。物語の中ではこの土偶を神事に使われた神様の像として描いていますが、これはあくまで店主の勝手な解釈

 でして・・・関係者各位様、何卒ご容赦くださいませ。



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  そして遠く離れた伊豆七島から、海を渡ってここ八ヶ岳の地で発掘された黒曜石。どうやってここまでたどり着

 いたのかなあと思いを馳せてみると、それだけで物語が立ち上がってくるようです。



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  題名の「八つ頭の牛」とは北杜市高根町の伝説です。昔、八つの頭を持つ牛が八ツ牛の池に棲んでいました。

 ところが八ヶ岳が噴火したため、池が狭くなり棲めなくなって、佐久へと飛んでいったというお話しです。

 実はその池は今でもあるのですよ。今では小さな池に燈籠が建っていて、その伝説をひっそりと伝えるのみですが、

 はるか昔の荒唐無稽なお話しのようでいながら、その小さな池のたたずまいがかえってリアルに感じられて、昔話し

 が現代にも息づいているのを感じさせてくれます。




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  また、各地に多く残っている巨人ダイダラボッチの伝説も物語に出てきます。昔、八ヶ岳が富士山よりも高かった

 頃、ダイダラボッチが八ヶ岳を叩き壊してしまい、山は今の形になったというお話しです。



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  八ヶ岳が今の形になったのは、縄文時代より古い時代の出来事です。でもそれがこうして伝説として今に語り

 つがれていることを思うと、縄文時代の人々もダイダラボッチや八つ頭の牛の伝説を語り継いでいたかもしれないと

 想像してしまいます。このように店主が物語の背景をお話しさせていただきました。

  さあ、お待ちかね。いよいよ本編の始まり始まり~!



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  北欧風の素敵なカフェの雰囲気が、宇々地さんの笛の音を合図に縄文時代へといざなわれていきます。目をつぶり

 情景をイメージしながら聞き入るお客様。不思議な時間が流れます。

   

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  時は縄文時代、兄との葛藤に苦しみながらも大人へと成長していく少年アキの物語が語られていきます。本当は

 四十分もある長い朗読が、聴いているとあっという間に思えてくるから不思議です。きっと伊藤さんの臨場感あふれ

 る朗読と、宇々地さんの絶妙な音楽のお陰ですね。そして、今回もお客様の温かい拍手を頂くことができました!



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  朗読の後は小舟さんの美味しいコーヒーが出て歓談のひと時です。外は冷たい雨が降っているのに、部屋の中は

 本当に賑やかで活気のある雰囲気。どうやら今回のイベントは成功した様子です。いやはや~ほっとしました~!

  翌日も降り続いた雨が止むと、八ヶ岳はすっかり雪化粧。とうとう冬がやって来ました。



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