縄文人展 ギャラリートーク             




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  こんにちは!ピクシーです。今日は「21世紀の縄文人展」 ギャラリートークイベントについてお伝えします。

 もちろん「版画工房フェンリル代表 太田二郎」も皆様の前 でお話させていただくわけです。ドキドキしますね!

 当日はたくさんのお客様がいらしてくださいました。さあ、店主の番が始まりましたよ。

   

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  なにやら見ているわたくしの方が変な汗をかきますが、皆様とても熱心に聞いてくださって、時には笑いが起こる

 ほど。この笑いで店主のスイッチが入り、はた目にも調子に乗り出したのがわかります。予定では一つの例だけの

 説明に、二つも三つも話が弾みます。後で聞くと、本人はとても楽しくお話できたそうです。

  さてその内容ですが、まずは中央の「北杜市周辺地図」から。この木版画はこの辺の民話を題材にしており、そこ

 に西洋の伝説との共通性などを手前勝手にこじつけて、五・七・五・七・七の歌にしてあるという代物です。



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  例えば右下にいる河童は小淵池の伝説を表しています。小淵池は今では小さな池ですが、昔は河童が棲んでいて、

 池の底は諏訪湖と通じていたり、龍宮城があるといった伝説があります。そしてケルトの伝説では、泉は海と繋がっ

 ていると云われていたそうです。そこで一句「小淵池カッパ往来龍宮城 ケルトの泉海とつながる」 となるわけです

 ね。釜無川に財宝が埋まっている伝説や、入笠山の彦爺さんの伝説を例に挙げると、身近な所にそんな伝説があるの

 かと御来場の皆様も興味をもってくださったようです。しかしこれが19首あるのですから大変です!この詳しい解

 説は後ほど店主自らしてもらうことにして、とりあえず先に進みましょう。

  次は「ミヅチ」です。ミヅチとは縄文土器に描かれる文様で、水棲動物を表現しています。この信仰が龍や大蛇な

 どの水神信仰につながっていると思われます。



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  また北杜市にはウナギを食べないというウナギ信仰があり、これも縄文由来のミヅチ信仰の名残り・・・かもしれ

 ません。この話を受けて、考古資料館の学芸員の方が本物の縄文土器のミヅチ文様を見せてくださいました。



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  なんだか縄文人展という感じがしてきましたね!次は「ダイダラボッチ」です。ダイダラボッチは巨人伝説で、

  その足跡や手から落とした岩などが地形の由来になっています。



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  産鉄民の伝説と云われているので縄文より後と考えられますが、世界の伝説を見ると巨人はたいてい小人が対に

 なっています。もしかするとダイダラボッチに対応する小人はコロボックルかもしれないっ!という店主の勝手な解

  釈。コロボックルはアイヌに関わる小人だそうですから、確かに縄文的といえるかもしれません。ということで縄文

 時代にも巨人伝説があったのではないかというのが店主の仮説です。ほら吹きの本領発揮であります!

  太古の昔、八ヶ岳は富士山より高かったというのが地質学的にわかっていますが、伝説には富士山が怒って八ヶ

 岳を叩いて低くしたとか、ダイダラボッチが八ヶ岳を崩してその土で諏訪湖を埋めようとしたというものがありま

 す。昔の人は人間の記憶のはるか昔のことも直感的に知ることができて、それが現代においても民話の形で語り継が

 れている・・・。ということで、身の回りのささいなことも縄文につながっているかもしれないという話で締めくく

 りとなりました。

  本当はその後も調子づいてウナガッパという“ゆるキャラ”や「ゴーイングマイホーム」のクーナについて、ペラ

 ペラとよく喋ったこと! 皆様、ご清聴ありがとうございました。そして他の作家さん方のお話も大変興味深く楽し

 く拝聴いたしました。その後、金生遺跡へ移動して縄文ライブがありました。



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  いや~今日も盛りだくさんで楽しい一日でありました。考古館から遺跡まで歩くのはちと遠かったですが、秋の涼

 しい風に吹かれながら、田んぼ道を歩くのもまた一興でありました。涼しい日でよかった~!


  
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          「北杜市周辺 地図」の詳しい解説はこちら!

  

                    

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