版画工房フェンリルの本

こんにちは！ピクシーです。今日は版画工房フェンリルの本についてお伝えします。

①版画絵本「よきお隣さん～散歩道の精霊たち～」（草枕社　２０１４年）　　２７５０円（税込）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　

当工房の本づくりの原点ともなった「よきお隣りさん」。幸運にも草枕社から出版して頂きました。この機会に、出版

の世界を垣間見ることができたお陰で、本づくりの魅力と厳しさに触れました。とにかく最初にプロ意識の高い方々と

ご一緒にお仕事させて頂けたことが、何よりも大きな刺激になりました。

何度も手に取って、じっくり味わっていただきたい版画絵本です。

②対談冊子「ハロウィンのカボチャ冬至のかぼちゃ」　　５００円


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　

２０１５年に「清春　旅と空想の美術館」にて、館長の清水純子さんと太田二郎が対談するイベントがありました。そ

れが思いの外好評を得ましたので、記念に冊子にしてみたいと思いついたのです。調べてみるとインターネットでの冊

子印刷の価格がぐっと下がって、気軽に印刷をかけられることがわかりました。もちろん、前述の贅を極めた版画絵本

の重厚感の足元にも及びませんが、これがきっかけで文章も挿絵もオリジナルで冊子を作る、という楽しみにはまって

しまったというわけです。

③「版画工房フェンリル通信」　　９００円


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

当工房より毎月発行している版画工房フェンリル通信。２０１６年に４８回を迎えたのを記念して冊子にしました。

つまり４年分の集大成。A４サイズで１００ページに及ぶので、かなり読みごたえがあります。２０２０年の現在、すで

に通信は９７回を迎えましたので、２巻目を制作することも可能なのですが…今のところ制作未定でございます。

　

④CD付き冊子「雪下の水音」　　２０００円


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 ２０１７年にムジカ・ロゼッタのお二人、初期鍵盤楽器の杉本周介さんと、ソプラノの原謡子さんとコラボレーション。

冊子もCDも単体で十分価値のあるボリュームです。冊子は全頁カラーで版画満載。内容は中世妖精

奇譚「メリュジーヌ物語」を軸に、異類婚の謎に迫ります。CDは中世の民謡をアレンジした幻想的な雰囲気。杉本さ

ん作曲のオリジナル曲も収録されています。なんと作詞は工房店主です。

⑤CD付き冊子「鷲の羽音島巡礼記」　　２０００円

２０１９年にムジカ・ロゼッタのお二人と制作したCD付き冊子第二弾。冊子は白黒１００ページの小説で、挿絵はオ

リジナル版画と書き下ろしイラスト満載です。CDはリチェルカーレという音楽で静謐な雰囲気が漂います。この物語

の世界観にぴったり。ぜひCDをかけながら、冊子を読んで頂きたいですね。

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