作品展レポート その1 |
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こんにちは!ピクシーです。 お蔭様で「太田二郎版画作品展 ~屋根裏の精霊たち~」 は大盛況のうちに四日間の幕を閉じました。こんな 不便な場所にも関わらず沢山の方がいらしてくださり、遠くは身延町、はたまた東京からのお客様もありました。 空き時間に暖炉の横でコーヒーを飲みながら原稿を書く、という店主の思惑は外れ、ひっきりなしのお客様で座る間 もない、という嬉しい驚きとなりました。本当に有難いことです。 さて、作品展の内容の方ですが、精霊たちが大張り切りで頑張りました!版画そのものに加えて、展示方法もなか なか好評でありました。その様子はcocoさんの「コ コットヴィレッジ」、aostaさんの「消えが てのうた」などの ブログに素敵に紹介していただいておりますので、ぜひご覧くださいませ。 ではこのコーナーでは何を書くのかといえば、せっかくですから精霊の目線で作品展を実況中継してもらいましょ う!レポーターはま るるくつ工房の“森の者たち”のモリさ んにお願いします。え?なぜピクシーがレポートしな いのかと?わたくしは作品展に出演中でなにかと忙しいもので、ここはモリさんの新鮮な感性にお任せしましょう。 モリさん、お願いしま~す!
あ。あ~。ホンジツハセイテンナリ。はい!初めまして、“森の者たち”のモリと申します。今日は五風十雨農場 で開催されている、「太田二郎版画作品展 ~屋根裏の精霊たち~」 を突撃レポートします。
玄関前では何か作業中です。こんにちは!何をされているのですか?なるほど、乾燥させた大豆を足踏み脱穀機で 脱穀しているところだそうです。この無農薬の大豆でお味噌やお醤油を手作りすると味も格別だとか。凄いですね! はっ!一瞬何をしに来たのか忘れるところでした。ここは本当に農場なんですねえ。こんな長閑な風景の横を通り、 玄関を入りますと、吹き抜けの広々とした空間が広がります。
「いらっしゃいま せ。太田二郎版画作品展へようこそ。広報担当のブラウニーです。右手の階段を上った二階が 展示会場となってお ります。道々にいる妖精たちの声を聴きながら、屋根裏の森を散策してください。」
わざわざいらしてくださったお客様がいたそうですね。案内葉書のブラウニーさんがかわいいっておしゃってました よ。ブラウニーさんの眼力はなかなか凄いですねえ。
「これから長い旅 路が始まります。道に迷わないように地図を頭に入れて。さあ、冒険の旅に出発です!」
「私は木の妖精グ リーンレディーです。最近大切にしていた靴の片方を失くしてしまいました。この先の道を行か れるのでしたら、私 の靴を探していただけませんか?」
インソールには花柄の布が引いてあります。ベルトには本物のローズマリーとラベンダーがあしらわれています。 この靴があんまり素敵なんで、夜になって農場に人がいなくなると、精霊たちが履きたがって大変なんだとか。朝に なって靴の場所が微妙にずれていたりしたら要注意ですよ。 さて、それではグリーンレディーさんの靴を探しに旅に出かけましょう! |
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